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※記事内で紹介している情報は2016年5月時点のものになります。現在は変わっている可能性がありますのでご注意ください。


☟前回の話

ロシア旅行記2016【5日目】

ロシア旅行記2016【5日目】

無秩序という秩序を楽しむ場所。それがベルニサージュ市場!

本日はサンクトペテルブルク観光がメイン

サンクトペテルブルグには7時半頃に到着し、列車を降りて間もなくホームまで迎えに来てくれたカタリナと合流しました!

そのあとまずはカタリナのおうちにお邪魔して、日本から持ってきたお土産を渡したり、カタリナママの作ってくれた朝ごはんをいただいたりで、なんだかんだ2時間くらいゆっくりさせてもらったと思います。

家を出たのは10時過ぎだったのですが、そのころには気温も上がってずいぶん過ごしやすくなっており、しかも空は快晴。サンクトペテルブルグには一日しか滞在できないので、この日が最高の観光日和になって本当によかったなあと思いました!

かわいいお店でお茶をする

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さっきカタリナママのごはん食べたばかりなのに、街に出ておいしそうな食べ物のお店を見ていたら3人とも何か食べたくなってしまいました。

なのでさっそくなんか食べようってなって、Bubble Masterというお店に入りました。

なにやらワッフルが有名らしかったんですが、メニューを見たら朝に食べる感じではない激甘スイーツ系しかなかったので、結局全員ドリンクだけ頼みました。入った意味w

私が頼んだのはオレンジのバブルティー。要はタピオカティーなんですが、さっぱりしていてとてもおいしかったです。

アニチコフ橋からの景色

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お店を出て移動します。だんだん人が増えてきて、街が活気づいてきたのを感じます。

………すごい、私今サンクトペテルブルグにいる!!!(実感て突然湧いてきますね)

マラヤ・サドヴァヤ通り

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ちょっとかわいいものが見られるからここを通ろう、と言われ小さい通りに入りました。

建物の壁をよーく見て!って言われて、なにかなぁと思ったら…

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左の壁にねこ。

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右の壁にねこ。

確かにかわいい!

アンナとカタリナは私にこういう小さいかわいいものを見せたくて、わざわざこの道を通ってくれたんですよ。ささいな喜びを分かち合ってくれる気持ちがうれしくて、胸があったかくなりました^^

ミハイロフスキー公園

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通り抜けただけなのであまりよくは見られなかったんですが、丁寧に整備された美しい公園でした。

ロシアの公園ってなんでこうも美しいのか。

ハリストス復活大聖堂

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サンクトペテルブルグの象徴的な建物といわれている大聖堂です。時間の都合で外から見ただけでした。

1881年当時のロシア皇帝、アレクサンドル2世が暗殺された跡地に建てられたので「血の上の救世主教会」という別名も持っています。

漫画「ゴールデンカムイ」の中のとあるエピソードはこの事件がもとになってます。読んでた人はきっとピンと来るはず!

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上の教会そばの川。正午を回り人々もより活動的になり、クルーズ船がバンバン行き交っています。

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河川の側壁にはこういうオブジェがところどころにあって、コインが乗っているものがちらほらありました。

オブジェのステージにコインが乗ったらお願い事が叶う!とかそういう感じみたいです。

カザン聖堂

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ロシア正教会の大聖堂です。

ロシアの教会とか大聖堂って屋根が玉ねぎ状になっているものしかないと思っていたので、こういったものもあるのかと意外な気持ちになりました。

聖イサアク大聖堂

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こちらも同じく、ロシア正教会の大聖堂。

サンクトペテルブルグ中心部で一番高い建物だそうで、一般公開されている展望台からは街を一望することができます。

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登ってみました!

遮蔽物が一切なく、どこまでも続く広大な視界。壮観です。

クルーズ再び。今度はネヴァ川!

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先日モスクワ川クルーズを満喫したばかりなんですけど、ここでもクルーズを楽しみました。

今回はネヴァ川のクルーズ船です。

ライトトーンな建物

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サンクトペテルブルグってモスクワと比べると全体的に明度が高い建物が多いんですよ。そのせいか街がすごく明るいという印象を受けました。

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船はどんどん進みます。

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道を歩いている人と乗船している人たちで手を振りあうシーンが何度もありました。お互いおそらく知らない人同士なんですけど、なんかこういいうのいいですよね^^

私も小さな橋の下を通過する際、ご夫婦っぽい男女二人組とばちっと目が合ったので大きく手を振りました。お二人とも笑顔で振り返してくれて、めちゃくちゃうれしかった記憶があります。

旅先の一瞬の邂逅は何とも言えない高揚感をもたらしてくれますね!良い思い出です。

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細い川からちょっと太い川に出ました。

なんかいろいろ見えるけど遠くてよくわからないわ。

ペトロパヴロフスク要塞

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これは例の航大好きピョートル大帝が建てた要塞です。

手前(というか下)に見えるビーチにはたくさんの人が寝そべっていました。

トロイツキー橋

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めっちゃ長い橋でした。跳ね橋だそうで、大型船の往来のため午前1時に一部分だけ上がるそうです。

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左はいわずと知れた韓国企業のサムスン電子。右のKIAというのは自動車メーカーで、こちらも韓国企業です。

こんな良い場所に巨大なビル持ってて、韓国企業ってロシアでも強いんだなぁと思いながら撮った一枚でした。

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ロシアのメガバンクВТБと、携帯電話事業をやってるМегаФон。こちらは両方ともロシアメーカー。

遠目で見ているのにみんな看板が巨大すぎて…。近くで見たらいったいどれほど大きいのだろうか。

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また細い川に戻ってきました。

時々こうやって鳥が飛んでいました。良い気持ち。

鐘楼

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ネヴァ川のクルーズもほぼ終わり…という頃に見た綺麗な建物。

右下に小さく見えるのが「ニコロ=ボゴヤヴレンスキー・モルスコイ・サボール」という教会で、手前に大きく映っているのは「コロコリニャ・ニコロ=ボゴヤヴレンスコヴォ・モルスコヴォ・ソボラ」という鐘です。

きれいだけど、名前が長すぎることに全部持っていかれますね。

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そんなこんなでクルーズはあっという間に終わりました。

せっかく船に乗ったけど、3人でしゃべったりすることも多かったので景色そんなに見なかった気がします。仕方ない。

船を降りるころには夕方の5時近くなっていて、半そでだとちょっと寒さを感じるくらいに気温が下がっていました。

冷えた体を温めるため、どこかに入ってちょっと休憩しよかー。ってことで、その辺の適当なお店に入ることに。

遅すぎる昼ごはん

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バイキング形式のお店で適当に休憩。写真左から、ベリーのお茶・芋っぽいなにか・カーシャ。

疲れてきて食欲がなくなってしまって、また変な食事になってしまいました…。

宮殿広場(エルミタージュ美術館)

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宮殿広場を訪れました。ここは有名なエルミタージュ美術館の前方に広がる場所で、サンクトペテルブルグの中央広場となっています。

そびえ立つのはアレクサンドルの円柱で、ナポレオンのフランス戦争に勝利した記念に建てられたものだそうです。

美術館は残念ながら時間の都合で入れませんでした><

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みんなめちゃくちゃ座っとるやないか。郷に入ってはなんとやらなので、私たちも同じように座ってちょっと休みました。

芝生とかならまだしも、こういう明らかに人が歩くところに座るって普通しないことなのでちょっと落ち着かなかったです。

このあとは散歩しながらペトロパヴロフスク要塞方面(広場からずっと北)へ向かいました。

イオアンノフスキー橋

そしてこれはその移動中に見かけた光景です。

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最初は管理人的な人が掃除でもしてるのかなと思ったんですけど…

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え、なんか普通の服の人が増えた。明らかに一般人。つまり管理人的な人と思ってた人も一般人。

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爆笑してる…なんだろう?

ここでやっとアンナに彼らが何をしているのか聞いてみました。

すると、彼らはお金を盗んでいるんですよ^^とさらっと教えてくれました。

お~そうかそうか、なるほど~!

…ってエッ(´ω`)???

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ここに来るまでにモニュメントのステージに乗るようにコインが投げられている場所があったのを覚えていますか?

この場所も例に漏れずそういう願掛けをするところで、見えない水の底には大量のコインが沈んでいるんですって。

彼らはそれを狙っていたのか…!

さすがロシアだな~!なんて言っていいのか迷うような出来事だったんですけど、ロシア人の夫にこの話をしたら「まあ、ロシアだからねえ…」って言われました。

正直反応に困りましたw^^;

アレクサンドロフスキー公園

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最後に立ち寄った公園でした。

ロシアの有名観光地のミニチュア版が見られる広場があって、東武ワールドスクエアを彷彿とさせる雰囲気でちょっとかわいかったです。

帰りの電車の時刻も迫っていたため簡単に見ただけでしたが、次があるなら時間をかけて見て回りたいです。


サンクトペテルブルグの観光は以上です。

できるだけ多くの場所を見るため駆け足でめぐっちゃった感じですが、楽しかったことはちゃんと思い出に残りましたし、とても充実した一日になりました。

このあとは駅に移動し、3人でモスクワに行く夜行列車に乗りました。ピーテルっ子のカタリナも一緒に来てくれるので、残りの日程は3人でゆっくりする時間も取ろうね~なんて言いながら帰りの列車に揺られるのでした。

5月8日に訪れたところまとめ



この日は約9km歩きました。各所を巡るのに忙しくて、必死で歩いていたらこんなに距離が行っていた感じです。

アンナもカタリナも普段から良く歩く人たちだけど、さすがに疲れたって言ってました。