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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今日は前回記事の後編です。


※記事内で紹介している情報は2016年5月時点のものになります。現在は変わっている可能性がありますのでご注意ください。


☟前回の話

ロシア旅行記2016【1日目 前編】

ロシア旅行記2016【1日目 前編】

2016年のロシア旅行の思い出。序章はホテル到着まで。


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角を曲がってきたアンナを一目見た時、

わあああ本物ーーー!!!!

ってなりましたw

緊張もしましたが、嬉しさがあまりにも強かったせいか正直喜び以外の感情をあまり覚えていません!!

夜のお散歩へ出発

ロシア1日目の5/3、私はホテルに着くのが19時過ぎの予定でしたし、アンナも19時まで仕事がありました。

どうせそんなに時間が取れないから無理して会わなくてもいいか…と思っていたところアンナが誘ってくれたので初日のお散歩は実現されました

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昼間みたいに明るいですが20時半頃の写真です。

モスクワは高緯度なので、夏季には日没が20時を過ぎるのが普通なんですって。

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細い通りに入ったところ。一気に視界が華やぎましたが、何かお祭りでもやってるのかな…??

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実はこれ、パスハ(復活祭=イースター)の名残だったんですよ。

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2016年は5月1日がパスハだったようですね。

美しいデコレーションが撤収されずに残っていたのはラッキーだったと思います。


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イースターぽいもの4連発。日本ではあまりお目にかかれないような色あいや模様に胸が躍ります。

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ユーリー・ドルゴルキー像(Памятник Юрию Долгорукому)。

モスクワは今でこそ大きい街ですが、その始まりは小さな州が集まった名前のない街だったって知ってますか?

この人は今のモスクワが築かれる過程で重要な一部分を担った人で、つまりロシアの偉人なんですよ。

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偉人と向かい合うような形でどんと構えているのはモスクワ市庁舎。

市庁舎というよりも美術館みたいな外観で素敵ですね。

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道が広い、空が高い、建物が大きい。全てのスケールが日本と比べて大きくて、自分が小人になったような気分でした。

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渋滞が始まりつつある道路を見ながら歩き続け…

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赤の広場の北西側、マネージュ広場に到着しました。

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入口の前にはジューコフ元帥像(Памятник маршалу Г.К. Жукову)。

ソ連時代の軍人で、第二次世界大戦の英雄です。(アンナ先生に教わった)

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ヴァスクレセンスキー門。

下に見える水色屋根の小屋はイヴェリスカヤ礼拝堂です。時間によってはお祈り待ちの人が外に並んでいることもあります。

さあ、中にはいろう…と思ったけれど、すぐ手前になにやら人が集まっている場所がありました。

床になにか設置されていて、その上に乗って何かしているようです。気になる。見てみよう。

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足元にあるのはヌレヴォイ・キロメトル(Нулевой километр)と呼ばれるもので、ロシアの道路元標(どうろげんぴょう)です。(道路元標って聞きなれない言葉だと思いますが、ロシアのすべての道路の起点を標示している場所なんだなって思ってもらえればOKです!)

ここは観光客に人気のおまじないスポットなので、皆さん順番待ちしていたんですねー。

やり方を残しておくので、機会があれば皆さんもぜひ試してみてください。

  1. イヴェリスカヤ礼拝堂側を向いた状態で、真ん中のポイントに立つ。
  2. 片足を上げ一本足で立つ。
  3. 左肩に向かって左手でコインを投げる。
  4. 投げたコインが道路元標の四角い枠からはみ出なければおまじない成功。お願い事がかなう!

以上!かんたん!

ちなみに、ほとんどの人が地面に落ちた自分のコインを回収してました。

みんながみんなこれやってコイン置いてったらすごいことになっちゃうし、ちょうど良いのかもしれません。

コインは何でも良いらしいですが、転がって見えなくなっちゃったら地味に悲しいので私だったら1円玉を使いますねw

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さて道路原票を通り過ぎ、いよいよ中へ入りました。

まず右手。ロシアカラーのスタンド!

これは来る5月9日の戦勝記念日(День Победы)に向けた設営ですね。

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次に左手。ライトアップされた建物はグム(ГУМ)というショッピングモールです。

そしてそして、見覚えのあるものが奥にありますね。

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じゃーん。ロシアと言えばやっぱこれですよね。

聖ワシリイ大聖堂(Храм Василия Блаженного)が正式名称です。

この日は時間はないので外から眺めたるだけにとどめました。

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広さが分かるような写真を撮り忘れてしまったのですが、赤の広場はとにかく広かったです。

目算した距離と実際歩く距離がまったく合わなくて、広すぎて脳がバグっちゃった感じでした。

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夜のとばりが下り始めたころ、グムのライトアップはひときわ輝きを増していったように思います。

もうちょっと見たかったけど、レストランに行く時間がなくなっちゃうので移動しました。

アンナ「レストランはここからちょっと歩きます。オサンポしながら行きまショー」

コショリ「はーい!(ちょっとって10分くらい?まあ余裕だね!)」


この時点で21:40くらいでした。

最後に食事をしてから6時間以上経っていた私は空腹がじわじわ効いてきてたんですが、初めて会った憧れの人におなか減ったなんてとてもじゃないけど恥ずかしくて言えなくて、結果断食みたいな状態でこの後1時間ほど歩き続ける羽目になります…w

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赤の広場を出て南へ向かいます。聖ワシリイ大聖堂さん、またあとで来るね。

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モスクワ川。

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船は夜のクルーズをしているみたい。私は後日昼に乗りましたので、それも後ほどお届けしますね。

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道中子供の落書きみたいなものを見つけました。こういうくだらない事って世界共通なんですね。

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橋を降りました。気付いたら空が真っ暗です。

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途中で見かけたかわいいカフェ。夜ごはんもうここでよくない?って思ったけどよくなかったみたいで、アンナの歩みは止まりませんでしたw

そして私は察しました。ロシア人の「ちょっと歩く」はちょっとじゃねえなと。

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工事中の建物にかかってたカバーです。工事現場用の防音シートだと思うんですけど、建物柄のプリントなんて初めて見たからオモシロくて撮りました。

(この後いろいろな場所を歩いて知ることになるんですが、ロシアの工事現場ではだいたいこういう擬態プリントがなされたカバーがかかってました。)

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アルファ銀行(Альфа‐банк)。

色がカスタードクリームみたいじゃないですか。美味しそうだなと思って撮りました。もうおなかすきすぎておかしくなってたんでしょうね。

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アンナ「コショリさん!もうすぐ着きますよ!頑張ってください!」

コショリ「ひぃ、ひぃ」

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着きましたー!

ロゴ(?)が金なのにお店の名前がタヌキ(ТАНУКИ)だっていう謎の和食レストラン!

タヌキはロシアに行ったら行きたいなって思っていた店で、事前にリクエストしていたものだったので嬉しかったです。

こちとら伊達に空腹で歩き続けてないんでね。喜びもひとしおでした。

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鮭茶漬けを頼みました。まったくシズらない写真ですけどすごくおいしかったです!

ほかにもジュース、小籠包、酢の物、デザートのお団子などを頼んだんですが、おなかが空きすぎて食べるのを優先してしまったので写真は一枚もありません。いつもこうだな私w

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食べ物の写真がないのでほかの写真を。

イナインゔ。1+1=3、ってことらしいです。6年たった今見ても意味が分からなくてやはりモヤモヤします。



こうして食事を終えた私たちはメトロに揺られながら帰路に着きました。

アンナがホテルの前まで送ってくれて(優しい)、明日からいっぱい遊ぼうねって言いながらこの日は別れました。

部屋に戻った私はさっさとお風呂して歯磨きしてベッドに入りましたが、興奮しているらしく疲れてるのに全く眠れなかったです。

そんな初日の夜でした。

5月3日に訪れたところまとめ

行った場所とだいたいの歩行距離を記録しておきます。距離はGoogleマップのものさしでざっと測っただけなので大体の感じです。

この日はホテルからタヌキまで移動したのが徒歩で、寄り道も結構したのでだいたい5kmくらい歩いたと思います。

当時私は移動はすべて車という社会(つまり田舎)で生きており、歩くなんてほぼしない生活を送っていたのですよね。なのでこの程度でもう体中が痛くなってしまって、慣れるまで大変辛かったです

普段から軽い運動くらいはしておかないとだめですね~ショボショボ。