
こんにちは、庭コショリです!もう新しいが年が来ますね。
私はロシアで新年を迎えたことがないので憧れがあるのですが、この状況で行くのはリスクが高いので今年も日本で過ごしています。
でも少しでも浸りたく、今回から2016年に行ったロシア旅行のいろいろをアップしていこうと思います。
もう5年以上前の旅行なので今更なのですが、よかったら思い出語りにお付き合いください。
※記事内で紹介している情報は2016年5月時点のものになります。現在は変わっている可能性がありますのでご注意ください。
漫画もちょっとだけ描きました。
旅の基本情報
- 期間:2016年5月3日~5月11日
- 目的:友達に会う
- 行き先:ロシア(モスクワとサンクトペテルブルグ)
- 旅行手配:JIC旅行センター
- 航空会社:アエロフロート
- 現地ホテル:ブダペストホテル
旅の目的はアンナとカタリナに会うこと

この旅の最大の目的はアンナとカタリナに会う事でした。
特にアンナは私がロシアに興味を持つきっかけをくれた人なので、一度会って直接言葉を交わしたいという夢があったんです。
友達だけど感謝と尊敬の気持ちが大きくて、何十年来の恩師とかそういう人に会うような気持ちでした^^
※ちなみに夫(この時はまだ彼氏)はすでに来日しており、日本語学校も始まっていたのでこの旅行には完全にノータッチ。
アエロフロート10時間耐久フライト

利用した飛行機は、言わずと知れたロシアの民間航空会社アエロフロート。
事故率が高いと言われており、無事に着陸できた際には乗客たちが喜びの拍手をすることで有名です。
私が乗った時も往路・復路ともにほとんどの乗客が拍手していましたし、腕を高く掲げながら「урааа!(ウラー)」と歓喜の雄たけびをあげる人までいましたw
あとマンガ内でフォローできてないので付け足すと、あのあとCAはモニタが映る別の席への移動を提案してくれたんですよ。
でも移動先が3人(だったか4人)掛けの真ん中席で、両隣に人がいる状態でそこに10時間座るのはつらい…と思い断ったためマンガのような状況になりました。
アエロフロートは客室乗務員の態度が悪いというレビューが散見されたので心配していましたが、全くそんなことはありませんでしたよ。むしろ親切で好印象でした!
待ち受ける白タクドライバーの群れ

到着地のシェレメチェボ空港では、出口で現地ガイドと合流する予定になっていました。
しかし白タクの群れにもみくちゃにされ全く見つけられず、私は前に立ちふさがる人にひたすらНет(No)を繰り返すのみのロボットと化したのでした…。
彼らからしたらきょろきょろと不安げに出口から出てきた一人のアジア人女性は格好の的に見えたのでしょうが、それにしても強引ですよね。日本じゃ考えられないような出来事でした。
ロシアでタクシーを使うならヤンデックスが便利で簡単なので、詳しく紹介しているサイトのリンクをはっておきます。
現地ガイド

さて前述のガイドですが、実はこの方白タクに埋もれて全く見えなくなっていただけで、実は出口を出てすぐのところにいてくれたんですよね。
んで、見つけた時に目印として私の名前が書かれた紙を掲げていたのですが、それがノートから適当に引きちぎったようなビリビリの用紙でね…。
いや別に些細なことなのでいいんですけど、あまりにも雑すぎて、もうちょっとなんかなかったの?って思いましたw
ロシアのドライバーは速度超過を恐れない

タクシーは旅行代理店で手配してもらったものだったので、さすがきちんとしていました。
車は納車したばかりみたいにピカピカだし、ドライバーの服装も綺麗で清潔。このタクシーなら安心して乗れるなーと思える感じでした。
がしかし、運転が始まったら飛ばすわ飛ばすわ!!
もっと速度落としてくれとリクエストしても問題ないとスルーされ、ホテルに着くまで全く安心できませんでした…。
後にわかったことですが、自分がスピードを落とすと後続車も減速することになって事故を誘発するから、モスクワの道路ではみだりに減速しないのが鉄則なのだとか。
私も運転するので言ってる意味は分かるんですけどね、でも日本人の感覚だと明らかに限度を超えている飛ばし方だったので、理解はできませんでしたw

当然ですが、ロシアにも法定速度はあります。
表は簡略化してるので実際はもっと細かい車両区分になるようですが、まあだいたいこんな感じだと思ってみていただければ。
これ見ると案外普通というか、日本とあまり変わらないなって思いませんか。なのに飛ばし方は日本より激しいっていう…
ああ、これがロシアなのか。と思いました。
▼ロシア人の脳内では速度制限+20kmまでOK
宿泊先『ブダペスト』ホテル(Budapest Hotel)
ロシア滞在中はブダペストホテルという四つ星ホテルに宿泊していました。
※世界情勢が不安定なため、記事投稿時点では予約ができない状態になっています。
場所はモスクワのほぼど真ん中で、名だたる観光名所にも徒歩で行けちゃうロケーション。立地は文句なしに最高でした!
チップの件はね、まあ笑いましたよねw
とりあえずお財布開けてすぐ目に入った100ルーブル札を一枚渡したんですけど、今イルフにそれを言ったら相場よりちょっと高いよって言われ、今更すごく悔しくなってしまいましたw!
これはねえ、あれよあれよという間に荷物を運ばれ、なんとなくそのままお願いしちゃった私が悪かったですね。
カモにされないためにも、いらないサービスははっきり断ることが肝心だと学びました。

そしてこちらはホテルの宿泊料金です。シングルルーム5日間で合計71,600円。(確か朝食付きだったんですけど、使い方がよくわからなかったので一回も利用しませんでした)
7,8は夜行列車に乗っていたのでホテル宿泊代金が発生していないとは言え、なかなかいいお値段です。
これは旅行会社に手配してもらったためこんな具合で割高になっていますが、自分でホテル予約をすればこれの半分程度で抑えられます。自力で手配可能な方は断然そっちをおすすめします。
最近であればAirbnb(エアビーアンドビー。民泊サービス)もすごく便利なので、旅のスタイルに応じて使い分けるのもおすすめですよ。
紹介しておいてこんなこと書くのどうなんだと思われそうですが、実をいうと私とイルフは今年の夏の札幌旅行でエアビーを使用した際トラブルに遭遇しました。
予約した部屋に着いたら指定の場所に鍵がなく、中に入れないどころかホストにも連絡が取れないっていう本当に最悪なトラブルでした。
基本的には良いサービスだと思いますがこういったことがないとは言えませんので、エアビーを使う際は借りる部屋を慎重に選ぶのはもちろんのこと、予約前にホストと連絡を取り詳細を確認しておくことを心からおすすします。
そして以下は到着直後に撮った写真をお届けします。ほぼ部屋だけなんですけど。

まずは部屋。シングルルームですが十分すぎるほどの広さがありました。窓は一つだけですが、天井がすごく高いので解放感があり、窮屈さは一切感じなかったです。

スプリングがよくきいた清潔なベッド。

ちょっとした作業ができるテーブル。引き出しの下の扉には金庫があって、コップが載った左の棚は中に冷蔵庫が入っていました。

この白いパネルがくっついたみたいなやつ、なんだかわかりますか?
これ実はセントラルヒーティングという温水暖房で、触るとじんわり温かいんですよ。
日本でも寒冷地では馴染み深いものらしいですが、北関東出身の私は見たことも聞いたこともない代物だったので、初見の感想はなんじゃこりゃ?でした。
関東以南の方は私と同じような人絶対多い…って思いたいのですが、単に私が愚かで無知だから知らなかっただけかもしれません。

セントラルヒーティングの上には高~い窓。どれどれちょっと外の景色でも…

あっ鍵が壊れていますね。さすがロシア。(大問題)

窓の外はあんまり見るような景色ではなかったです。スタッフがタバコ吸ったりしてました。眺望をウリにしてるホテルではないので特に気にしないけど。

続いてトイレ。

使用して気付く。海外のトイレットペーパーって日本のものより幅が狭いんですね。

流すボタン。見たことない形だったから使い方がわからなくて困りました…。

大きい(広い?)部分を押すと小、小さいのも含め全部押すと大、だったらしいです。わからないからいつも全押しして乗り切ってたけど、すっごい無駄なことしてたわ。

ここで突然の海外旅行豆知識!
日本でホテルを予約すると浴槽がついているのがごく当たり前ですが、海外のホテルだと付いてないお部屋が結構あったりします。
浴槽付きの部屋を希望する旨を伝えないとシャワーのみの部屋をあてがわれる可能性がありますので、予約する際はきちんと確認しましょう。
これは旅行代理店の方に教えてもらったことなんですが、盲点だったので知れてよかったなと思いました。

そして浴槽から顔を上げるとあまりにも高い位置にあるシャワーヘッド。私は背が低いので取るのに苦労しました。

お水とちょっとしたアメニティ。そして目から上くらいしか映らない鏡。位置高すぎるっちゅーねん。

細かい所をチェックするための鏡もやっぱり位置が高いので使えませんでした。この部屋を使う人は最低でも165cmくらいの身長が必要な気がします…。
廊下。滞在中、物音に悩まされるようなことはありませんでした。防音はしっかりしていると思います。

避難経路のマップ。ねんのためちゃんと見ておきました。
以上、到着直後の写真たちでした。
ものの位置が高くて不便なのは地味にストレスを感じましたが、それこそまさに今自分が外国に来ているんだなということを実感させてくれてうれしかったです。
今思い返すとなんでそんな前向きなんだ?と突っ込みたくなりますが、単に海外旅行ハイだったのかもしれませんね。
記事が長くなってしまったので一度ここで区切ります。後編は念願のアンナと合流してからの写真をお届けしたいと思います^^
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