
こんにちは、庭コショリです。
私が初めてロシアに行ったのは2016年の5月だったのですが、今日はその時におこなった準備について書いてみました。
旅行スキルが低い人間が超初心者目線で基本をまとめた記事なので、どんなことをしておくと良いのかをざっくり知りたい方向けの内容になっています。また気軽に海外に行けるようになった時のなにかしらの参考になればと思います!
1.旅行の目的を決める
2.時期と期間を決める
3.パスポートの取得
4.ツアーか個人旅行か選ぶ
5.観に行くスポットを決める
6.旅行代理店に連絡する
7.現地での移動手段を確認しておく
8.洋服を決める
9.旅のしおりを作る
まとめ
1.旅行の目的を決める

赤の広場 聖ワシリイ大聖堂。キレイでした~。
旅行の目的を決めておくと、そのあとの計画を立てるのが非常にスムーズになります。
なので、何からやればいいかわからないレベルの初心者さん(私…)はまずここから決めていくといいと思います!
私の目的はいくつかありましたが、一番大きいものはロシアに住んでいる友人アンナとカタリナに会いに行くことだったので、彼女たちには旅行の10か月前には計画を話し、旅行計画を立てる相談に乗ってもらっていました。
2.時期と期間を決める

全ロシア博覧センター 第1パビリオン「中央」。戦勝記念日を締めくくる花火をここで見ました。いろんな出し物が出ていて面白かったです。
「5月9日はロシアの戦勝記念日。国を挙げて盛大に祝う特別な日で、パレードや出店など、普段とは違うロシアが見られるよ!」
という情報をネットや雑誌から仕入れていた私は、その記念日を含む日程で旅行することを決めます。ゴールデンウィークで長い休みも取りやすく丁度良かったので。
最終的に休暇は12日間取り、ロシア滞在はそのうち8日間、ということで決定しました。
3.パスポートの取得

左がこの時に取得したパスポート。既に失効していますが、記念として今でも手元に残しています。
旅行の9か月くらい前に10年のものを取得しました。遅いとまずいけど、早い分にはなにも問題ないので早めがおすすめです。
パスポートの申請から交付までの日数は、基本的には土日祝祭日を除く6日間です。都道府県の各窓口によって違う場合があるようなので、これから申請する方は一応確認してみることをおすすめします。
※その後、結婚して姓が変わった際に記載事項変更旅券の申請をしています。これについては書きたいことがあるので、そのうち追記するかもしれません。
4.ツアーか個人旅行か選ぶ

路上でパフォーマンスをする男性。自分の興味の赴くままに街ぶらできるのは個人旅行の最大のメリットだと思います。
最初はツアーで考えていたんですが、せっかくロシアに来るんだし全日程一緒に遊び倒そう!という友達の言葉に背中を押されて個人旅行で申し込みました。
一人で動かないといけない場面は大変でしたが、友達と一緒に多くの時間を過ごせたので結果的には個人旅行を選んで良かったと思っています。
こちらはツアーか個人旅行か悩んでいた当時見ていたページ。メリット・デメリットがわかりやすくまとめられています。
5.観に行くスポットを決める

ショッピングモールのグムにも行きました。この時はタイミングが悪かったのか、空きテナントが多くて残念でした。
時間を無駄にしたくなかったので、見に行く場所はあらかじめ決めておきました。
当たり前ですが私は土地勘がないので、ロシア国内での移動にどのくらい時間がかかるのかなんて想像もつきません。
そのため興味のある場所を10カ所くらいピックアップし、地元民である友達のアドバイスを受けながら場所を厳選する方法を取りました。
6.旅行代理店に連絡する

JICからは旅のしおりがもらえます。大事なことをまとめてくれているので役立ちました。
日程がほぼ決まり、ここでようやく旅行代理店に連絡をしました。
この旅で利用したのはJIC旅行センター。
私がJICを選んだ主な理由はこんな感じです。
- ロシア方面にかなり強い老舗の旅行代理店である
- サイトには実績が多く掲載されていて、信頼がおけると判断できた
- 個人旅行の手配に柔軟に対応してくれる
- 土日、それぞれ2時間のレッスン
- SNSが頻繁に更新されているので安心感がある
- 何かあった時現地に日本語対応ヘルプデスクがある(モスクワ、ペテルブルグ、ウラジオストク、ハバロフスク)
やりとりは基本的にメールのみでしたが、返信が早く案内も丁寧でわかりやすかったです。JICは旅行以外にロシア語留学のプランもありますので、興味がある方はぜひサイトを見てみてくださいね。
海外旅行の依頼をする場合、6か月前には代理店に連絡をし内容を詰めていくのがいいそうです(担当さん談)。郵送での書類のやりとりもあるし時間がかかるので、万一の郵便トラブルに備える意味でも早めの行動を心がけましょう!
7.現地での移動手段を確認しておく

モスクワのメトロ。レトロかわいい。
ロシア国内にはいろいろな移動手段があります。観光客が利用するにはハードルが高いものもあるので、何を使うか確認しておくとスムーズです。
以下は実際に私が利用したもの。
空港とホテル間
空港(シェレメチェヴォ国際空港)~ホテルの移動はJICに手配してもらったタクシーを利用しました。距離は約30km、渋滞にはまりつつ40分程かかりました。
モスクワ‐サンクトペテルブルグ間の移動
夜行列車のレッド・アロー号(Кра́сная стрела́)を利用しました。
1人部屋(1等客室)、2人部屋(1等客室)、4人部屋(2等客室)の3タイプがあり、私たちは往路・復路とも4人部屋の2等客室を使いました。
日本人(特に女性)が一人で乗る場合は、防犯の意味でグレードが最も高い一人部屋を選択するのがいいと思います。
夜行列車についてはこちらのページでわかりやすく解説されています。
市内の移動
観光で市内をめぐる際は、メトロやバス、路面電車などの公共交通機関をメインに使いました。
決済は日本の交通系ICと同じくチャージしてピってするタイプのカードがあるので、それを使うのが簡単で便利です。
モスクワとサンクトペテルブルクは公共交通機関の料金体系が異なるため同じカードが使えないらしく、モスクワではトロイカ、サンクトペテルブルグではパドロージェニクというICカードを購入して使用していました。
カード以外だと、サンクトペテルブルグのメトロでは特別なコインを使った乗車も試しました↓

このコインが乗車券の代わりになります。(写真は表と裏)
方眼のマス目は5mmなので、だいたい100円玉くらいの大きさがあります。
▼モスクワの公共交通機関のいろいろ
▼サンクトペテルブルグのパドロージェニクについて
その他
乗り物以外ではひたすら足を使って歩くことになります。
どこを周るのかにもよりますが、大抵の場合足が棒になるほど歩くので、靴は軽くて歩きやすいスニーカーがおすすめです。
こんなの海外に限らず旅行するときの鉄則だと思うんですが、私は靴選びを失敗して痛い目を見ました…(こういうところがいかにも初心者)
8.洋服を決める

朝9時ごろの街行く人々。まだ冷える時間帯なのでみなさん上着を着ています。
向こうの天気なんてわからないし、洋服はかなり悩みました。結局これも友達にアドバイスをもらって、以下のものを持って行きました。
5/3~5/11の衣類@ロシア旅行
持ち物 | 詳細 |
アウター:2枚 | ・厚手のニットカーディガン ・薄手のスウェットジャケット |
トップス:5枚 | ・薄手のフード付きパーカー ・半袖シャツ2枚 ・長袖シャツ2枚 |
ボトムス:2本 | ・ジーンズ ・ショートパンツ |
ワンピース:2枚 | ・半袖のもの(散策用) ・長袖でちょっと薄手のゆったりしたもの(機内用) |
靴:2足 | ・スニーカー(普段履き用) ・雨用のレインシューズ |
※表にあるもの以外に、下着・靴下・パジャマなどは別途用意しています。
滞在中の暑さ寒さの感覚はこんな感じでした
朝 | 9時ごろ。肌寒くてぶるっとする。パーカーや薄手~中厚手の上着を一枚羽織って丁度良いくらい。足が出てる服は足元がかなり冷える。 |
昼 | 13時ごろ。晴れてると上着を着ていられないくらい暑かった。曇りだと自分の体感温度次第で上着の有無を選べるくらいには丁度良かった。 |
夜 | 20時ごろ。つむじからつま先までなかなか冷える。半袖だと風邪ひいちゃうかも。上着は必要だし、ボトムスもパンツのほうが安心。 |
とにかく寒暖差が激しいという印象で、手持ちの服でいかに調節しやすい組み合わせを作るかが重要だったように思います。
あと想像以上に日差しが強いので、空模様に関わらず日焼け対策は必須だと感じました。モスクワもサンクトペテルブルクも赤道から離れているので、日本より弱いかな~と勝手に思っていましたが全くそんなことはなかったです…!
9.旅のしおりを作る

小さくてあまり見えないですが、私は自分と友達用にこんな感じのしおりを作りました。
工程を一覧にまとめたものを作っておくと便利です。
私は友達と予定のすり合わせをする意味もあったので、ページ物の結構しっかりしたしおりを作りました。空いてるところをメモとして活用できるのでなかなか良かったです。
プリントアウトするなら「旅のしおり」で検索するとテンプレートがいろいろ見つかりますし、アプリやPCでサクッと作れるこういったサービスも便利そうです!
まとめ
以上9つのこと、最低限の内容でまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
今回はあくまでもロシア旅行に向けて焦点を絞った内容にしたかったので、荷造りや国内移動の準備については省いています。
このあたりは自分のペースでやればいいと思うので、焦らず確実に準備を進めていけたらいいですね。
早くCOVIDが終息して、また気軽に旅行に行ける日が帰ってきますように。そんなことを祈りつつ、今回はこの辺で~!
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